2006年5月15日。月曜日。

当初の予定では、この日に『クスクス・パーティー』を開催する予定でした。が、主催者のロランが仕事のため都合が悪くなってしまい、パーティーは月末に延期。

その代わりに前回と同じ居酒屋で呑むことになりました。

ロランとは携帯でメールのやり取りをしているのですが、彼は日本語がとてもウマい!

ありがとう。クスクスパーティーやろうよ!
いつでいい?
ランビクを飲もう!

Laurent

ランビク

一枚の写真と共に送られてきたメールはすべて日本語。他にも、彼から送られてくるメールは以下のとおり。

bonjour issei

comme-mon emploi du temps a change,
je serai libre lundi prochain.
donc si tu peux, faisons un couscous chez moi !
a plus
スケジュールは変えられたので次の月曜日に暇です。
それからできたらクスクスパーティしよう?

Laurent

Salut issei

残念ながら仕事があります。
来週の月曜日にクスクスは絶対大丈夫。
明日ニコラは時間があるから先に居酒屋とかで飲んでて。
僕は仕事が終わったらすぐに行くから。

Laurent

OKです!
先にニコラは行く
僕は後で
同じ居酒屋ですね

Laurent

…これには驚きました。ほぼ完璧な日本語じゃない?
漢字まで使ってるし、その使い方が凄い!
ちょっと文法がおかしいところもあるけど、それは許容範囲。

で、上記のメールの通り、居酒屋で呑むことになったのですが、一人で行くにはちょっと寂しいので、俺のフランス語の先生、ロマン君を連れて行くことにしました。

彼はフランスの大学生で、現在は職業研修のような形で日本に滞在しています。
知人の1人、『トモコ』さんから紹介されたのがキッカケで知り合いました。

ロマンとニコラ

上の写真、左側がロマン。22歳。超絶美形。
右側がニコラ。ダンディーです。

ロラン

こちらがロランです。

ロマン、イッセー、ニコラ、ロラン。

最後に、俺も含め4人で撮った記念写真。
左から、ロマン、イッセー、ニコラ、ロランです。

ちなみに、ロランとは「フランス語 50%:日本語 50%」で会話していますが、ロマンとニコラはほとんど日本語が話せないので、フランス語と激しいジェスチャーを織り交ぜ、なんとかコミュニケーションを図っています。

かなり高い言語の壁がありますが、それは勢いとテンションの高さでカバー。

言うまでもなく、この日の夜もめちゃくちゃハイ・テンションでした。

しかし、俺たち4人のこのテンションの高さも、月末に控えた『クスクス・パーティー』の余興でしかないのです。

つづく